2009年04月05日

恨みの心は持たない

恨みの心ほど人間にとって破壊的な心は無いでしょう。中には復讐のために一生を台無しにする人もいます。復讐は復讐の連鎖を呼び、終わることがありません。イランとイラクはず〜と戦争状態にありますが、これは過去2000年以上のペルシャ民族とアラブ民族の争いの続きなのです。可哀想に延べ何百万の人がこの争いにより死んだことか。

個人でも、意地悪されたり、身内を殺されたりしたら恨みの心がめらめらと湧き上がり、「あいつをやっつけないと気がすまない!仕返しをしないと気がすまない!」ということになります。また、それが当たり前だと思われている時もあります。だから人間は2000年以上も報復の繰り返しの戦争を続けたりしています。何を隠そう、私も昔はそういう人間でした。

しかし、真理は恨みの心を持っている間は決して幸せにはなりません。復讐は復讐の連鎖を呼び終わるところがありません。不正義な事があれば、それは淡々と白日の下に皆が見えるようにしなければなりません。しかし、それをしている個人に対して恨みの気持ちや仕返しの気持ちを持つことは不要です。なぜなら恨みの心は相手より貴方をより多く痛めつけますから。これは天に向かってつばを吐くようなものです。いつかは自分に返ってきます。

約束を破ったり、人を陥れたり、恩を仇で返したり平気でする人間も居るでしょう。しかし、正義は勇気を持って公平に実行しなければなりませんが、その人間を恨むことや罰する事は必要のないことです。そんなことで自分のかけがえのない一生を台無しにしてはいけないのですね。

その人に対する罰は天に任せて置けばいいのです。貴方は貴方のしなければならない事をして人生を幸せに生きねばなりません。実際にこれは頭でわかっても実行するのは至難の業ですね。でも、恨み=不幸がよく理解できれば、そんなに努力しなくても実行できます。

「人を恨んで穴二つ」という言葉があります。双方とも墓穴を掘るという事です。自分がどんな目に遭おうとも勇気を持って不正義は証明しなければなりませんが、決して人を恨んではいけないのです。罰は天に任せて、自分はあっさりくだらない事は忘れましょう。同じ人生の時間を使うなら、恨みより幸せのために使った方が百万倍以上価値がありますから。

合掌
仏光
ランキング参加中。クリックをお願いします↓
仏光さんのバナー

コメントを送りたい方は下のCommentをクリックしてください。↓
posted by 仏光さん at 22:20| Comment(2) | 怒りは病の元

2009年01月11日

怒りの感情は病を引き起こす

釈迦 いわく
怒りをやめて、安らかに臥(ふ)す。
怒りをなくして、悩まない。
怒りを滅ぼすことを、聖者たちは賞讃する。
ヴァトラブーよ。それを滅ぼしたならば、悩むことがないのだ。

現代の人々にとって、怒らない日を過ごすことは生きる上で大切な指針とすべき大切なことである。怒りやイライラや不安は多くの人にストレスとなって、様々な病気を引き起こしているからだ。心も体もその人自身の怒りと、人から怒られることで生じる恨みでズタズタになって、訪ねてこられる。その人は怒り続けることで
心に罪の意識が生じる。また、毎日の生活の中で怒りがなくならないことと、怒りに執着する自分が許せない。このささいな心の争いが心の隅に残って気になり、
イライラが増してゆく。こうして怒りはさまざまな障害と心のねじれをもたらす。
怒りが収まって初めて、安らかに床につける。

釈迦が「ヴァトラブーよ」と呼びかける時、そこにあなたの名を入れ替えてみるとよい。
釈迦が、親しげに呼びかけてくれるのを感じるだろう。
「さあ、君は、怒りを減らしなさい。そうすると、今の悩みは消えてゆく。
もう、その人を許し、その人に、許しの光を送りなさい。」と・・・・・。
そうすると、あなたが救われる。怒りを収めて丹田を練り、ゆっくりと息を吐いて心を静めてみるといい。どんな悪しき状況に置かれても、怒りを収め、許すことを覚えてゆくようにする。ボクシングの世界大会で解説の元チャンピオンが、体験を話していた。
リング上では怒った方が負ける。怒らせた方が勝つ。怒った人は理性を失い、腕の振りも足なみも乱れてくるから、空振りが多くなると・・・・・。
あらゆる世界で怒りは、次のステップのチャンスを失う。

釈迦はさらに次のようにいわれる。
「怒らず、恨まず、欺(あざむ)かず、誹(そし)ることなく、
また戒(かい=いましめ、戒律)を保ち、良き友を得、良き知恵のある修行者は、死んだのちに、来世で悲しむことはない」
怒りによって、人を傷つけたならば、次の転生に影響してくる。怒りは次の怒りを呼び、
来世でその怒りによる苦を自分が味わう。いつまでも怒りの業は消えず、その与えた悲しみとつらさを深く味わうまで、業は追いかけてくるという。
ストレスと怒りは人の心のエネルギーを外に漏らしているのと同じだ、怒り、不安になると、元気が失せ、寝込んでしまうことがあるようにオーラの蛇口が開き、心のエネルギーが失われてゆくのを感じるだろう。
また、ガンは怒りによって発火する。人はみなガンの体質を持っているといわれる。
例えば、蒔きと紙だけで火がつかないように、ガソリンは怒りであり、マッチはストレスである。 怒りとストレスは
マッチとなって激しい火を起こし、薪を燃やし細胞をガン細胞へといざなう。

北川八郎氏著 ブッダのことば「百言百話」より

posted by 仏光さん at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 怒りは病の元