2009年02月07日

諸行無常

諸行無常とは仏教の言葉で「全てのものは変わりゆく」という意味です。これは真理ですね。この宇宙に有るものは全て変化していきます。変化にかかる時間は違えども、全てのものは移り変わっていきます。

私たち人も生まれてから死ぬまで常に変化していきます。昨日の私と今日の私はもう既に変化しています。同じでは無いのです。という事は、極端な話、1秒前の私と今の私とは既にもうどこか違っているのです。私は自分の母親の臨終の時、母の手を握って横についていましたが、息を引き取る前の母は生きていて、息が止まった瞬間死んでいました。一秒前は生きていて、一秒後は死んでいたのです。

お釈迦様の教えはこの「諸行無常を自分のものとして悟れ!」と言っています。「全てのものは変化していくのに、変化するものに対して執着するな!」という事です。子供の頃は「早く大人になりたい」と思う人が多いのですが、大人になると「いつまでも若くいたい」と願うようになります。要するに常に変化していく自分の体に執着心が起きるのです。その執着心のために、時が流れて鏡で自分の姿を見るたびに心が右往左往する人が多いのです。だから、アンチエイジングの商品がよく売れています。

若くいたいと思うこと自体、私は極自然なことだと思います。それはそれでいいのです。しかし、「それに執着するな」という事です。執着した瞬間から「苦」が始まります。これは別に自分の姿形に限られることではありません。

もし、自分がまあ順風満帆の人生を歩んでいるとします。この場合の順風満帆とは自分の思った通りの結果が得られているということにします。人間の愚かなところはこの順風満帆の人生が永遠に続いてもらいたいと、執着しだすことです。執着心が起こった瞬間から、次はこの順風満帆の人生を失う恐怖心が起こります。順風満帆であればあるほど、それを失う恐怖心は大きくなります。そして心が右往左往しだして「苦」が始まるのです。

分かりやすく言うと1万円を持っている人は、1万円を失う恐怖心で済みますが、100万円を持っている人は1万円の人より100倍失う恐怖心が大きくなります。1万円でも100万円でもお金に執着が無い人には、それを失う恐怖心は存在しません。

私は順風満帆の人生ならばそれはそれで結構なことだと思います。しかし「諸行無常」を自分のものとして感じていれば、そのこと自体に執着することなく、一日一日自分のできることに全力を尽くし、自分が今日出会うあらゆる人にできる限りの親切を尽くす様になります。明日自分が死ぬかもしれないことが実感できますから。そのような生き方の中に失う恐怖心は存在しません。結果がどうであれ、それが一番順風満帆な人生といえるでしょう。

逆に、今辛い時期を過ごしている人が居るとすれば、それほど気にする事は無いのです。どうせ宇宙の真理は「諸行無常」です。あらゆるものは変化するのです。辛い時期もいつかは状況が変化して行きます。「朝が来ない夜は無い」のです。思い通りになってもならなくても気にしない、気にしない。何と言ったって「諸行無上」ですから。気にしている閑があったら、目の前のことで何か一つ人に喜んでもらえることでもしましょうや。

合掌
仏光


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posted by 仏光さん at 01:48| Comment(5) | TrackBack(0) | お釈迦様
この記事へのコメント
 
 びっくりするぐらい自分の心の中を
 見抜かれる仏光さんのお言葉・・・


 今 出来ることをやることが大事と

 わかりながら 不安な気持ちで

 何も手がつかなくなってしまいます

 どうにもならないことに しがみついて

 苦しんで ・・・・

 それでも 何とか仕事場では わりきりが

 できるようになったので教えていただいた

 爪もみ療法を続けて 心身ともども

 元気になりたいです

 あーーそれにしても これでもかというぐらい

 難航なことが起きてきます

 強くなるチャンスと思いたいのですが

 仏光さんの励ましでどうにか 生きてる

 現状です・・・そして 世の中には

 仏光さんのような慈愛の心で生きている

 人がいること・・・出会えたこと・・・

 生きていてよかったと思えます

 ほんとうに ありがとうございます!

 

 

 

 
Posted by さらさら at 2009年02月07日 17:03

 追伸・・・きょうは 父の80回目の誕生日です

     あのミッキーマウスとおなじ年です

     お祝いのきもちでいっぱいなのに

     弱りきった父を見てると 悲しくって

     きつい口調になります・・・シュン


     
Posted by さらさら at 2009年02月07日 17:11
まあ、難しいと思うことが起きても大丈夫ですよ。「大変だ。どうしよう。」と決めているのは貴方の心ですから。そう思わなければ、難しい事は存在しないのです。言うは易しと思うかもしれないけど、貴方が問題と考えなければ、問題は存在しないのです。「適切な対処が必要な事項」くらいに思っていればいいのです。

こういうことは爪もみを続けていけば、貴方の心から無くなっていきます。私はもっと病的な昏睡状態に至るくらいのうつで甲状腺癌を併発している人も診て来ましたが、爪もみと心のトレーニングで大変元気になりました。癌の進行も3年くらい全く止まっています。まして、貴方は全然病的ではないです。ちょっと落ち込んでいるくらいです。

このようになんともならないと思われる人でも、ちゃんとした出会いときっかけがあれば何とかなるようにできているのです。

貴方も自分を信じて、毎日精進してください。大丈夫、大丈夫!

合掌
仏光
Posted by 仏光 at 2009年02月07日 17:32

 そうでした! 自分を苦しめるために

 生きてるのではなく 自分もそして

 まわりも笑顔でいられることが

 わたしのしたいことです!

 思うようにならなくても 自分が

 したいことをしてるのだから
 
 それだけでも 十分すぎる幸せ


 ただ 今まで ほとんど 人まかせで

 生きてきたので 1歩踏み出すのが

 怖いのです・・・人目ばかり気になり

 焦ってしまいます

 で今月は 部落の役員会で 今年は大役が

 決まってて  地元の人との交流が

 苦手なので 今から泣きそうになってます

 でも 今まで この大変なことを

 何も言わず高齢の父が 全部引き受けて

 くれてたのですから 頑張るしかありません

 爪もみでのりきるぞーーー

 とても 良い本をご紹介いただき

 ありがとうございます! 

 
Posted by さらさら at 2009年02月07日 20:21
まあ、心配ご無用です。気楽に頑張ってください。
ありがたいことに私は、人の目が全然気になりません。だからといって人を邪険に扱うようなことも一切ありません。私は私の人生のために生きているのであって、人に見られて評価されるために生きているのではないからです。

仏道を修行していれば、人はどう生きるのが良いのかよく分かるような気がします。人の目よりか仏道の方がお手本とすればよっぽど確かですね。

自分がしなければいけないことをして、周りの皆さんを慈しみ不都合があればごめんなさいと謝って改善すればいいだけです。淡々と生きていけばいいのですよ。

合掌
仏光
Posted by 仏光 at 2009年02月07日 21:04
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